はじめに
今回のキットはこいつ!
『フルメカニクス ガンダムエアリアル』
これあげる!
と、突然息子がくれた機体。
うーん。アニメは割と面白くみているけど、正直ガンプラ自体にはあまり興味なかったやつ(笑)
でも、せっかくくれたんだし、積みプラ化するのも嫌なのでとりあえず作製してみました♪
『普段はやたらと改造ばかりしているんですが、今回は息抜き?に普通に作製』
なんせ先日『RGユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ』の改造が終わったばかりで、また改造する気力無し!(笑)
で、パチパチと普通に作ってみた感想は、
かなりの良機体!
- 同じ1/100スケールのMG比べてかなり作りやすい
- HGのようなシンプルなパーツ構成でありながら、かなりの可動域をもつ
- 少ないライナー数にも関わらず、完璧に色分けされたパーツ
- アンダーゲートと段落モールドによりほぼ表面処理が不要
作りやすくて完成度のとても高い機体でしたね♪
しみじみとバンダイの優しさを感じました
慣れているとはいえ、撮影しながら『2時間15分』で素組みができましたからね♪
改造とか苦手な人にはかなりオススメできる機体だと思います
まずは開封
とりあえず中身を確認。
まずは説明書。
大きめの文字とパーツの色分けがしてあり、とてもみやすい印象。
そしてランナー。
全部で12枚。
同じ1/100スケールでも、やはりMGに比べると少ない印象。
そしてデカール
これはシールタイプですね。RGのリアルスティックデカールみたいな感じかな?
さて、中身の確認ができたので早速作製にうつりたいと思います。
作製開始
説明書通りに作製していきます。
まずは腕から。
アームユニット
所要時間→約25分(撮影しながら)
説明書がすごく見やすい!
外装パーツはほとんどアンダーゲート。
処理が要らない感じ。
グレーのパーツはアンダーゲートではないので、ゲート跡が残ります。
残ったゲート跡はデザインナイフで両端から切り取るとわりかしキレイになります。
ゲート跡があまり目立たなくなりました。
しかし、外装パーツはアンダーゲートと合わせめの出ないパーツ構成でどんどん組んでいけます♪
腕完成!
ボディ
続いてボディ。
所要時間→約20分
主に使用するのは、このランナー
このランナーのパーツはアンダーゲートではないのでゲート跡が残ります。
先ほどと同じようにデザインナイフでゲート処理しておきます。
シェルユニットはメッキパーツにクリアパーツを被せる形。
メッキパーツとクリアパーツの組み合わせで奥行きが出てよりリアルに再現されている印象。
ヘッド
続いて頭部。
所要時間→約5分
これも外装パーツはほぼアンダーゲートのため、パチ組みで完成。
レッグユニット
所要時間→約45分
説明書では片足づつになってますが、効率よくするため両足を同時に組み立てます。
合わせめが出る箇所は『段落ちモールド』になっているのでありがたい。
内部フレーム
MGのように内部フレームを組み立てて、外装を貼り付けていくのではなく、HGのようにフレームと外装を一体で組み立てる感じ。
可動域は十分ありながら、パーツ数も少なくとても作りやすい。
レッグユニット完成!
ウエスト
所要時間→10分
特に問題なく完成。
ウエポン
所要時間→約25分
ライフルはモナコ割りだけど、段落ちモールドや合わせ目をずらすことで、なるべく目立たないよう工夫されている。
素組み完成
組立のトータル所要時間→約135分
素組みができました♪
少ないパーツ数でありながら色分けは完璧で、しかも可動域も十分確保されています。
ゲート処理もほとんどいらず、パチ組だけでもなかなかの完成度を感じます。
ここから簡単なスミ入れをして、デカールを貼り、トップコートをして仕上げていこうと思います!
スミ入れ
所要時間→90分
使用するのは、愛用の『スミ入れ用シャープペン』
エナメル、拭き取りタイプ、極細マーカーなど一通り色々使ってきましたが、やっぱりこれが一番使い勝手がよいです♪
といったところでしょうか。
早速これでスミ入れをしていきます。
このキットは、スジの深さがしっかりあり、彫りなおしもほぼ不要。
スミ入れがかなりしやすく、そこも良点でした。
シャープペンなので、もしこんな風に失敗しても、
綿棒などでこすれば簡単にリカバリーできます。
<レッグ部の比較>
右がスミ入れ前、左がスミ入れ後。
<ボディ>
スミ入れ前
スミ入れ後
赤や黄色のパーツにもこのシャープペンでスミ入れしています。
<ヘッド>
一通りスミ入れが完了しました。
次はデカール貼りにいきます。
デカール(マーキングシール)
所要時間→60分(+余り分15分)
続いてデカール(マーキングシール)を貼っていきます。
RGタイプで使われる『リアルスティックデカール』より少し厚みがある感じです。
シール貼りは『精密ピンセット』がないと台紙から剥がしたり、位置を調整しながら貼り付けたりすることがかなりの困難。
ちなみに、つまようじは先を潰して、シールをこすり付ける用。
厚みがある分強度はしっかりしています。
が、しっかりこすり付けてもやはりシールの段が残ります。
いかにも「シールが貼ってある!」といった感じに。
シールの段が気になるなら、やはり『水転写デカール』が一番ですね。
全て貼り終えて、これだけシールが余ったのであとは思うがままテキトーに貼っておきます。
余りも含めてシールを貼り終えました。
いよいよ最後の仕上げ、トップコートに移ります!
トップコート(ツヤ消し)
スミ入れとシール貼りができたので保護のためトップコートをします。
ツヤ消しはプラスチックのテカリを押さえて、プラモデル感を無くすためにします。
いつもなら『ガイアノーツのフラットクリアー』でトップコートしますが、今回はシールの段がよく目立つので、あえて粒子の粗い
『ホームセンターの缶スプレー』で!(笑)
シェルユニットだけはクリアーにしておきたいのでマスキングして、
缶スプレーでさっと塗装ていきます。
暖めながらよく振っておいて、2~30センチほど離して、ホウキで掃くようにさっと塗装します。
粒子が粗いので止まったり近すぎるとすぐ垂れる(-_-;)
2~3度重ね塗りをして、塗装完了!
どうしてもシールの段が残りますが、多少は目立たなくなったように思います。
しかし、やっぱり水転写には勝てんな、、、
塗装が乾くのを待ち、いよいよ完成です♪
完成
乾燥したらパーツをドッキングして完成です!
まずはぐるりと観察。
機体の重心も悪く無く、割としっかりと自立することができます。
素組みにデカールを貼って、ツヤ消しでトップコートしただけですが、なかなかの完成度です。
シェルユニットのメッキパーツのさりげない輝きがメカニカルな印象を受けます。
少ないパーツ数ですが、色分けされたやディテールはしっかりとしていて、物足りなを感じることは無いですね♪
シールド取付用のダボが少しゆるくて外れやすいですね。
アロンアロファでクリアランス調整しようかな?
可動域も広いので、いろんなポーズもとりやすい。
アクションベースを使って、
手のパーツを組み換えてのサーベルの保持も問題なし。
箱にあったポーズを再現!
シールドを展開して、
ビット・オン・フォーム形態
ビット・ステイブ形態にするには別売りのパーツが必要のよう。
最後になんとなく一枚。
・・・・百円、落としましたよ?
まとめ
という事で今回は『フルメカニクス ガンダムエアリアル』を紹介さしてもらいました!
もらいはしたものの、あまり興味がなかったんで、作るのも消極的だったんですが、
いざ作ってみると、以下のような点でとても作りやすい良いキットでした♪
- 同じ1/100スケールのMG比べてかなり作りやすい
- HGのようなシンプルなパーツ構成でありながら、かなりの可動域をもつ
- 少ないライナー数にも関わらず、完璧に色分けされたパーツ
- アンダーゲートと段落モールドによりほぼ表面処理が不要
ほんと、最近のガンプラはモデラーにやさしいな~
と、30年前からガンプラしている私としては、バンダイの技術の進歩とやさしさにジーンと来ましたね。
価格もお手頃で、作りやすくなおかつ完成度の高いこのキットは
改造とかは苦手だけど、完成度の高いキットを作りたい!
という方にはもってこいではないでしょうか。
そして、こいつも『コレクションケース』に収納しようと思ったら、、
もう、すし詰め状態になってきているので、何とか居場所を見つけて収納(-_-;)
なんか『ウォーリーを探せ!』みたいになってきたな・・・
ガンプラ収納用『おすすめコレクションケース』についてはこちら♪
以上で今回は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
長年の工場勤務にて、管理職として散らかった現場と格闘して、現場改善や効率化、不良・時間外の削減に取り組んできた成果を、ここで発揮出来ればいいな~、と(‘ω’)
どんなことにも興味持ちすぎて、趣味にガンプラ・DIY・etc、色々しすぎて収拾がつかなくなってるかも?(笑)
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