どう始めたらよい?初めての『QCサークル活動』その具体的なステップ

業務改善

はじめに

今回は『QCサークル活動』ついて、少しお話したいと思います!

QCサークルて何やねん!って方、説明しますと、QC(quality control)の頭文字で、いわゆる品質管理の事ですな♪それをサークルと称して、皆で活動しよう!てな訳です。

QC?品質管理?

ややこしや~

ややこしや~

な印象ですが、要は皆で色々な改善活動を考えて、サークル的な感じでワイワイやろうや!

て感じで捉えてOKだと思います(^.^)

なので、以前記事で紹介した『3S活動』とかもQC活動でやるのも全然OKです♪

もう少し掘り下げたい方はこういった書籍を読むと、より活動の方向性や具体性が見えると思います。

この記事では
  • QCサークルって何?
  • QCサークルはどうやって作る?
  • QCサークルはどう始めたらいい?

といった『QCサークル』についての疑問を解決していこうと思います。

工作員
工作員

ちなみにこの記事は、10年以上工場勤務をして『現場改善・品質改善』に取り組み、最終的に管理職として組織をマネジメントしてきた経験をもとに書いております。

品質の基本は環境から

品質の基本は環境から!

と、言います(←誰が言った?)

友人
友人

掃除と片付けがちゃんと出来ん奴に、いい仕事は出来ん!

近所のオッチャンが言ってました(笑)

その通りだなと、散らかった現場で働くとつくづく思います。

ほんとに!!

不慮の事故多すぎ!!

なぜなら、

当たり前に出来なければならないことが出来ない。

苦労しなくていいことに苦労する。

こんなことが、環境が整っていないことで発生します!

つまりは、しなくていい事でイライラしなければならないわけですよ(T_T)

そんな事を思ったりすることが仕事であるなら『QC活動』の出番ですね♪

どんなに時に『QCサークル』が必要?

さて『QCサークル』が必要な場面とは

  • 皆で共有しているもの
  • 品質に関わる事
  • 行程が変わるもの

このような場面でサークルとしての活動が必要になると思います。

身の回りの3Sとか個人が使うツールの改善などでしたら自分である程度は実施することができます。

しかし、上記のような内容になると、色々な人を巻き込まないと出来ない事ですからね。

なので逆にいえば、大きな問題や、多岐に渡る課題は、この『QCサークル』で取り組んで改善するには絶好のネタになる!

という話にもなりますね♪

『QCサークルのメリット』

QCサークルのメリットは何点かあります。

  • 個人ではできない大きな改善ができる
  • 改善などの規模が多きいので、その分高い効果が得られる
  • チーム運営をサークル活動を通して学べる

といったことが『QCサークル』の活動をすることによって期待できるメリットですね♪

『QCサークル』のデメリット

では、逆にデメリットは何でしょうか?

考えられる事として

  • 改善の規模が大きい為、準備が大変
  • 改善結果を共有するためのルール作成等が必要になる
  • チーム運営によるメンバー間の調整やトラブルが発生する

このようなことがデメリットとしてあるんじゃないでしょうか?

活動チームの作り方

では実際に活動を進めるにして、どのようにチームを作っていけばよいのでしょうか?

部署内で4~5人くらいで(あまり多すぎると何も参加せん奴やら、責任感か皆無になったり、他人事になってる方やら出てきます(-_-;))

なので人数は5人以内を目安にすると活動がスムーズに行くのではないかと思います。

で、チームを作って活動の準備を始めましょう!

活動の始め方

ではメンバーが決定したら、それぞれの役割を決めていきましょう!

決めておきたい役割としては

  • リーダー
  • サブリーダー
  • 書記

などを決めておくといいんじゃないでしょうか?

サブリーダーや書記はどちらかでも良いですが、どちらかは作るようにしておきましょう!

理由は後で説明します(^_^)

リーダーの決定

最優先で決めるのは、やはり『リーダー』です。

リーダーがいないことにはチームの運営ができませんからね

そこで、リーダーを決める必要があるわけですな。

別に会社から辞令が出る訳じゃないから、このリーダーもメンバーの総意で決まって行くわけです。

極端な話、ジャンケンでもいいですよ♪

定期的に活動があるなら『当番制』というケースも珍しくないですね♪

そして、逃れられない宿命をみな背負っていくわけです(笑)

今回はわたしするから次は絶対してよっ!」

てな、事になったりして

悪魔の呪文みたいになります。

なんて話はさておき(((・・;)

リーダーを決めて活動開始の話でしたね♪

補佐役を決める

リーダーが決まったら、次はサブリーダーとか、書記といった形でリーダーの補佐役を作っておきましょう!

皆の意見を聞きながらリーダー人でチームの運営をするのはなかなか大変!

相談役として、相棒が欲しいところです(^.^)

『QCサークル』活動のしかた

リーダー等の役割が決定したらいよいよ活動スタートです!

では、実際どのように活動を始めたらよいのでしょうか?

活動の仕方の例として
  • 全社的な改善活動の一環として
  • 部署内での改善活動として
  • 有志による活動チーム

よくあるのは会社内でそういった改善活動の一環としての取り組みがあって、定期的(毎週一回とか、毎月一回とか多いかな?)にだいたい定時後ですね。一時間くらいやる感じかなと思います。

そこで実際に活動を進めるわけですね。

活動するポイントとしては

  • 活動計画をしっかり作っておく
  • 活動は1時間程度にする
  • 1度に沢山やるのではなく、少しずつ進める

まずは、活動計画をしっかり作っておきましょう。チームでの活動になるとメンバーの日程調整がなかなか大変です。事前に活動予定を決めておくと基本調整がとても楽です♪

活動時間はメンバーの負担も少なく、活動が長続きしやすいよう1時間を目安にした方が良いでしょう。

活動に取り組むときは、1度に沢山するのではなく、少しずつ丁寧にしていきましょう。1度に沢山しようと思うと活動が大雑把になりがちです、コンパクトで息の長い活動をメンバーと協力して進めましょう!

そうすることで、メンバーとの関係作りもより深くなっていきますよ(^_^)

PDCAサイクルで計画作り

では、いよいよ活動開始です!

活動を開始するにあたっては

『PDCAサイクル

を活用して計画作りを進めます!

PDCAについてはこちらの記事を参考にしてみて下さい(^o^)

いよいよチームでの活動開始となります。活動計画をしっかり作っておくことで、スムーズな活動が行えるようなります。

次回

今回はここまでで、次回は『QCサークル』活動計画について、PDCAを活用してどのように進めたら良いのか、解説していきたいと思います。

なので、次回に続く!(笑)

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